ひんやりと冷たい空気に包まれた庭。
北壁から東壁にかけて誘引しているフランソワ・ジュランビルの蕾が、1つ2つ・・・解けて開花が始まっている。
この1ヶ月、朝晩、せっせとバラゾウムシチェックをしてきた。
1つでもたくさんの蕾が、無事に花を咲かせられるように、と。
どうしても、キレイに咲かせてあげたかった。そして、見て欲しかったのだ。
普段は、葉モノメインの緑の庭が、1年に1度、ちょっぴり華やかに彩られる季節を。
自分のためだけじゃなく、「誰か」のために、キレイに咲かせたいな・・と思ったのは、初めてかもしれない。
再び、このブログを見てもらえるのは、いつになるか分からないけれど。
枕木小道の傍らでは、アグロステンマ「桜貝」が、ゆらゆらと風に揺れている。
セントーレアブラックボールも、ゆっくり咲き始めている。
枕木アーチに誘引されたバラも、これからゆっくりゆっくり開花していくだろう。
ちゃんと日々、記し続けようと思っている。