雲ひとつない青空に、ココロの中で歓声を上げる朝。
吐く息は白く、晩秋から初冬の空気に入れ替わってゆくのを感じられる。
なかなかこんなチャンスはないので、いそいそとカメラを抱えて庭に出た。
東の通路脇で、大きな葉を広げていたホスタも、すっかり黄葉してあとは消え行くのを待つばかりとなっている。
大きなケヤキから降る落ち葉が、庭で次々眠りにつこうとしている宿根草たちを、そっと包み始めている。
そう言えば、久しぶりに自宅でゆっくり迎える朝だった。
両親が旅行で不在にしていたため、昨日までの2週間、ずっと自宅と実家を行き来しながらの二重生活を送っていたのだ。
行き来の理由は、この子。さみしがりで甘えん坊なのに、ワタシたちは朝と夜しか顔を出すことができないから、かなりのストレスだっただろう。途中、体調を崩して病院へ連れて行ったりもしたが、よく2週間頑張ったものだ。と、つくづく思う。
コタツで横になるひろっちの上で・・・PCをしているひろっちの上で・・・両親がいない寂しさをまぎらせていたのに違いない。
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