午前中で雨はあがったが、少し冷たい空気が流れ込んできたようだ。
それでも、せっかくの休日を無駄にするものか・・・と、庭へ。
この時期にワタシのターゲットとなるのは、茶色く枯れた芝の中に紛れた「スズメノカタビラ」や「ツメクサ」だ。
しゃがんだまま、右手に鎌、左手に手箕を携えて、ジリジリと前進しながら、目に付いた雑草を片っ端から抜いていく。
花苗を植えるばかりが、「ガーデニング」ではないから・・・
こういう黙々系地味作業が好きだと、庭造りは、もっともっと楽しい。
草取りの合間に、ふと気がつけば、ケヤキの根元では、水仙の芽が伸びて蕾が膨らみ始めている。
クリスマスローズも、あちらこちらで、蕾が膨らんできた。
昨年は咲かなかった株にも、初めての蕾が確認できたりして、一体どんな花が咲くのだろうと想像するのも楽しい。
春分の日を迎えたが、週の後半にかけて雪の予報となって、本当に、いつまでも寒さが戻ってくる。
庭の子達も、ゆっくりゆっくり確かめながら大きくなっていけばいい。
ちなみに、ワタシ・・・地味作業は大好き!今から、もう少し頑張ってこよう。
拙庭の・・・ちいさな蕾が、ちいさな緑が、
いつか、誰かの、計り知れない喪失感を埋める
ほんのちいさな欠片となりますように。