薄曇の春の日。
出勤途中にある桜並木は、枝先全体が赤く染まって開花の準備を始めたようだ。
東のアーチに絡ませたバラにも、新しい芽がたくさん出てきた。
冬の間、ずっと付けたままだったローズヒップを、つい先日剪定したばかり。
少しは野鳥たちの食料の足しになったのだろうか?それとも、畑の野菜や、クロッカスのほうが美味しかったということか・・・
何気なく、昨年の日記を読み返してみると、4月の上旬には、もうバラゾウムシが出てきていたようだ。
このつやつやの新芽を守るために、また毎朝のパトロールが欠かせない日々がやってくるのだろう。
新芽といえば、枕木の小道では、シモツケ「ゴールドフレーム」が、美しいオレンジ色の葉を広げている。
なーんて綺麗なんだろう・・・見るたびにつくづく、そう思う。
このオレンジが、やがて美しい黄金葉に変わり、夏の間も、美しいライム色を保つこの品種、さらには、ピンク色の可愛い花を咲かせるというおまけつき。ちびめるガーデンには、なくてはならない低木だ。