一昨日の夜に、まとまった雨が降ったため水遣りの必要はないのだが、なんとなく早起きをして庭に出た。
ひんやりと・・・静かな静かな朝の庭。耳を澄ますと、虫の音が聞こえてくる。
猛暑続きだった夏の疲れが出たのか、ハナミズキの葉が色褪せ始めている。
こうして、緑濃い季節から、少しずつ庭の色も変化して、秋へ、そして冬へと向かうのだろう。
自分以外に誰もいない庭で1人、短く刈り揃えた芝を踏みしめながら歩く。
足裏にしっかり伝わってくる感触が好きだ。
そして、普段、誰も腰掛けることのないテーブルセット・・・秋のガーデニングシーズンがやってきたら、庭仕事の合間に、ここに腰掛けて一休みしながら、温かい飲み物でも飲みたくなる・・・かな。
夏の強い日差しを受けて葉焼けに苦しんだホスタたちも、今朝は、ひんやりとした空気の中で、静かに呼吸をしている。
そんな庭の子達の息遣いが聞こえてくるようで・・・やっぱり早朝の庭が好き。
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