朝、低い雲が、すごいスピードで、北から南へと流れてゆく。
ぼんやり眺めている間に、青空には雨雲が広がって、日が差しているのに雨が降り出した。
そういえば、こういうのを「キツネの嫁入り」って言うんだ・・・と思いながら、小雨のなか、カメラ片手に庭に飛び出して、ちゃちゃっと写真を撮ってきた。
台風17号の風で葉が飛ばされて、枝だけになってしまったハナミズキに、赤とんぼが止まっている。
枝越しに見えるのは、枕木アーチに誘引しているフランソワ・ジュランビルだ。
シーズン中は、こんなに可憐で美しい花を咲かせ、病気にも強い品種で、黒点ともウドン粉とも無縁、夏になっても葉を落とすことはない。
今年の猛暑の間も伸びたいように伸びて、収拾が付かない状態になっている。少し整理しようか、まだ少し早いかな・・・。
ベンチの脇の小さな茂みは、アベリア「カレイドスコープ」だ。こちらも、刈り込みに耐えて、病害虫知らずの丈夫な子。
たいした手入れもお世話も出来ていないワタシが、日々たくさんの緑に包まれて暮らすことができるのは、こうして美しいフォリッジを作り出してくれる丈夫な庭の子達のおかげだなぁと、つくづく思う。
枕木の小道を覆い隠すように茂ったアジュガの美しさにホッとしつつ・・・伸び放題の芝が気になっている庭主である。
↑
いつも遊びに来てくださって、ありがとう!
訪問してくださった足跡がわりに、ポチっとしていただけると嬉しいです。