春分の日だというのに、小雨が降って肌寒い。チューリップの伸び具合とか、水仙の蕾の膨らみ具合がとっても気になる毎日だけれど、この寒さで、まだぎゅっとちじこまっている。
今日のお手入れは、シェードガーデンの整理。雨のやんでいる隙を狙って庭に出て、枯れた地上部やら落ち葉やらを全部綺麗に掃除。
ツルニチニチソウの伸びきった蔓は、地表際まで刈り込んでおく。ツルニチは生命力旺盛だから、夏にはまた、我が物顔で伸び放題になるに違いないのだ。
整理をしながら、ああ、ここには○○が植わっているんだったな、なんて確認しつつ・・・元気に成長した姿を想像しつつのお手入れは、本当に楽しい。
実家の庭から数年前に移植したジャーマンアイリスの根元で、黄色いクロッカスが咲いている。きっとジャーマンアイリスの根の間に挟まれてついてきたのだ。それがじっと土の中で栄養を蓄えて、ようやく開花したんだなー。これを見つけた母が、嬉しそうに、自庭へ持って帰ると言っている。黄色いクロッカスが好きな母なのだ。